村越知子さんからのメッセージ
リスト生誕200年目の今年、様々な演奏会でリストが演奏されてきています。
膨大な数の作品の中から、巡礼の年・第2年「イタリア」を選んだ理由は、普段はばらばらに演奏されることが多いこの作品を、全曲通して演奏してみたいという気持ちと、私が長年、イタリアに住んできたことで、少しは土地勘を働かす余地があるかもしれない・・・という気持ちがあります。
決して、ただヴィルトゥオーゾ的芸だけではないリストをすごく好きなので、この演奏会ができますことを本当に嬉しく思っています。
村越知子(むらこし ともこ) プロフィール
第31回全日本学生音楽コンクール小学生の部・西日本大会第1位。中学生のころよりオーケストラとの協演などで活躍。
1983年、イタリア・セニガリア市国際ヤングピアニストコンクール優勝。
1984年、高校卒業とともに渡欧、’85年、パリ・エコールノルマル音楽院卒。
1986年、イタリアに移り、ビエッラ市L・ペロージ国際アカデミーで、アルド・チッコリーニ氏
に師事し、1990年、最優秀の成績で終了、さらに1994年までイタリア国立トリノ音楽院でルチア・ペンナローラ女史に師事、音楽史・和声の過程を終え、同院ピアノ科を最高点で卒業した。
1984年ヴィオッティ=ヴァルセージア国際コンクール第1位をはじめ、1994年パヴィア国内コンクール第1位、同年スルモーナ国際コンクール第1位、カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール第3位、1995年AMAカラブリア国際コンクール第2位など受賞歴多数。
1996年、ABC新人オーディションに合格、翌97年大阪ザ・シンフォニーホールで外山雄三指揮大阪フイルハーモニー交響楽団と、ラフマニノフ“パガニーニの主題によるラプソディ“を演奏。以来関西フィルハーモニー管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、N響メンバ―によるモーツアルトオーケストラ、アンサンブル神戸、バルトーク四重奏団等との協演のほか、ソロ、室内楽、伴奏などの分野に幅広い活動をしている。
2001年9月に京都バロックザールで行ったリサイタルの成果に対し、同年度「青山音楽賞」
受賞。
2003年より元ウィーンフィルコンサートマスターのV・パラシュケヴォフ氏と毎年協演し、好評を博している。また、妹でヴァイオリニストの村越伸子とのデュオコンサートも毎年続けている。
2004年、2006年、2010年、東京代々木上原ムジカーザにおける「未来からくる演奏家を聴く会」シリーズでリサイタル。
2007年2月、ベラルーシの首都ミンスクで、ベラルーシフィルハーモニーと協演。
2009年6月、大阪、イシハラホールでリサイタル。これに対し神戸灘ライオンズクラブ音楽賞を受賞。
現在はイタリア、ミラノ在住。ミラノミュージックマスタースクールにおいてピアノクラスを指導、また演奏活動も精力的におこなっている。


| 曲目予定 |
シューベルト=リスト 糸を紡ぐグレートヒェン |