| 曲目予定 |
ベートーヴェンの夕べ
ソナタ 第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13
ソナタ第14番 「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2
ソナタ第32番 ハ短調 Op.111 |
奥村友美(ピアノ)
演奏家からのメッセージ
ドイツ音楽を勉強したいと思いベルリンに留学し、ますます魅力に惹きつけられていったベートーヴェン。今回はそんなベートーヴェン作曲のピアノソナタの中から初期、中期、後期の作品を1曲ずつ演奏したいと思います。
極めて珍しくベートーヴェン自身が標題をつけた初期の傑作である第8番「悲愴」、耳の病に苦しみ始めた時代である中期に作曲された幻想的なソナタ第14番「月光」、圧倒的な精神性が感じられソナタの集大成とも言える最後のソナタ第32番。ピアノソナタの歴史を追いながら、ベートーヴェンの鉄のような魂を感じていただけたら幸いです。
当日皆様にお会いできることを楽しみにしております。
奥村友美プロフィール
静岡県浜松市生まれ。4歳でピアノを始め、第46回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、野村賞を受賞。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部を同声会賞および読売新人賞を受賞し卒業。大学在学中、弱冠19歳でパデレフスキー国際ピアノコンクール(ポーランド)第1位受賞。2001年に渡独し、財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生として、ベルリン音楽大学ハンスアイスラー及び同大学院にて研鑽を積む。
2005年ケルン国際ピアノコンクール第3位。2006年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)第3位を受賞、3年間のコンサート契約を交わし、ヨーロッパを中心に15か所でリサイタルやオーケストラとの協演を果たす。その演奏は「洗練された色彩豊かな音色のパレットから描き出される音の絵」と評された。また、ドイツ中央放送局との契約によりホルントリオのレコーディングを行う。
2008年ベルリン音楽大学ハンスアイスラー大学院を最高位の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。同年、ドイツ、チェコ5都市でのコンチェルトツアーも好評を博した。
藝大フィルハーモニア、浜松市民オーケストラ、浜松フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ブランデンブルク管弦楽団、西ドイツ放送交響楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ヴィンタートゥール室内管弦楽団、チェコ国立モラヴィアフィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと協演。
NHK-FM「名曲リサイタル」、第30回横浜市国際招待ピアノ演奏会、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演する他、ドイツ、ポーランド、オーストリア、チェコ、スイス、イギリス、クウェート、ブラジルをはじめ国内外にてソロ・室内楽の分野で意欲的に活動する。
これまでに安倍紀子、故中島和彦、倉沢仁子、御木本澄子、播本枝未子、ゲオルク・サヴァの各氏に師事。
現在、国立音楽大学、及び愛知県立芸術大学非常勤講師。
公式ホームページ:http://tomomiokumura.com/
第188回
藤田 由之(お話)