第201回
8月28日(水)18時45分開演


加勢百合子(ヴァイオリン)
セバスチャン・ジャコミ(チェロ)
工藤祐意・セシリア (ピアノ)

ハイドン : ピアノ三重奏曲第25番ト長調「ハンガリー風」Op.73-2
ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」Op.70-1
(休憩)
ラヴェル : 演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」
ラフマニノフ : ピアノ三重奏曲第1番「悲しみの三重奏曲」
ピアソラ : ブエノスアイレスの春



 この度は「未来からくる演奏家を聴く会」に出演させていただくことが出来て大変光栄です。

 私達のピアノトリオはフランス生まれの日本人音楽家2人とフランス人チェリストによって2年前にパリで結成されました。
 今回のプログラムはピアノ三重奏曲、チェロとピアノのためのソナタ、ヴァイオリンとピアノのための小品を私達の好みで自由に組み合わせることが出来、 主催者の方々には本当に感謝しています。それぞれの作品の特徴を生かした演奏で作曲された時代にタイムスリップをしているような感覚を味わっていただけることを目指しています。



■加勢百合子(ヴァイオリン)
パリ生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学付属子供のための音楽教室を経て1995年桐朋女子高等学校音楽科に入学。
1997年国際芸術連盟新人オーディションにて奨励賞受賞、新人推薦コンサート出演。
1998年桐朋女子高等学校音楽科卒業、卒業演奏会出演。同年パリ国立高等音楽院(CNSM de Paris)に入学。
2002年にヴァイオリン科卒業試験にて最優秀賞および高等ディプロマ(DFS)を得て卒業。
ソリストとして演奏活動をする傍ら、2003年からラミー弦楽四重奏団第一ヴァイオリン奏者としてもヨーロッパ各地と日本を中心に演奏活動をする。
2006年からはフランスの室内オーケストラ「レ シエクル」(Les Sicles) のメンバーとしても東京国際フォーラムでのフェスティバル「熱狂の日」などに出演。
2007年8月にはあじがさわミュージックフェスティバル(AMF)にヴァイオリン科と室内楽科の講師として招待される。
2010年よりセバスチャン・ジャコミと共にパリでゆりの花日仏音楽教室を創立し、ヴァイオリン講師を務めている。
これまでにヴァイオリンを安田真理、ジャックリーヌ・コモンジュ、鈴木共子、オリヴィエ・シャルリエ、ヨアンナ・マトコフスカ、ローラン・ドガレイユ、 室内楽をラズロ・メッゾー、フレデリック・シュトール、上田晴子、 イザイ弦楽四重奏団、ドビュッシー弦楽四重奏団、アマティー弦楽四重奏団の各氏に師事。

■セバスチャン・ジャコミ Sébastien GIACOMI (チェロ)
幼少時代よりチェロと室内楽をヨーヨー・マ、オーギュスタン・デュメイ、マリア=ジョアノ・ピリスに師事し、10歳で弦楽オーケストラを指揮する。
フランスのセルジー地方音楽院にてチェロをピエール・ドヴォス氏に、声楽をドニ・ラボルド氏に師事し、12歳でアルジャントゥイユのサン・ドニ大聖堂にてフォーレのレクイエムのピエ・イエスのソロを務める。パリ市立音楽院(CRR de Paris)にて、室内楽をイザイ弦楽四重奏団に師事し、1999年に1等賞を得て卒業。
18歳よりシュヌヴィエール・スル・マルヌ地方音楽院にてチェロ講師及びオーケストラの指揮を務める。2000年からフランスの室内オーケストラ「ラ・カメラータ・ド・リール」のチェロ首席奏者を務め、2001年にはブルドネ国際音楽講習会にチェロ講師として招待される。白血病の闘病生活を乗り越え、2006年夏には国際弦楽フェスティバル Les cordes en ballade に招待され、その際にフランス・ミュージック局のラジオ番組にてライブ放送を行い、2007年にはミシェル・ミカラカコスなどの様々なソリストと共演する。
現在は指揮者及びラミー弦楽四重奏団チェロ奏者として演奏活動をするとともに、ゆりの花日仏音楽教室室長及び、キブロン夏期アンサンブル合宿(フランス)の音楽監督を務めている。

■工藤祐意・セシリア (ピアノ)
1986年リル(フランス) 生まれ。4歳よりピアノを始め、パリ国立地方音楽院、高等部においてジュディ・チン教授とJ.M.コテ教授のもとで学ぶ。
B・リグット、J・ルヴィエ、L・ベルリンスカイヤ、B・ベルマン、A・コンタルスキー、S・ペルティカローリ、A.ナセトキン、鷲見加寿子の各氏の元で研鑽を積む。
これまでに、サン・ノン・ラ・ブレテッシュ、モンロンレバン、スタインウェイ、フランス音楽コンクール、ダリウス・ミヨー、フラムなどの青少年コンクールにおいて全て優勝。
8歳のとき、フランスと日本で初めてコンサートに出演。以来多くのコンサートを、東京のサマーフェスティバルinすぎなみを始め、南郷、札幌、横浜、小田原、久慈、鹿沼、浜松、赤穂、高知、大阪などで行い、フランスでは、パリ、ビル・ダブレーを始め、Radio-France放送局でのコンサートにも招かれ、サンテミリオン音楽祭にはしばしば招かれている。 Sortir en Gironde紙(2010年6月16日付)に、「・・・Yui-Ceciliaのピアノは気品があり、優雅さにあふれていた・・・」と評された。
2011年、11月にはシンガポールでのツアー、2012年、9月にはロシア・モスクワとサンクトペテルスブルグにて演奏。
現在パリ・エコールノルマル音楽院でL・ベルリンスカイアのクラスに在籍。