過去から来る作曲家ロッシーニを聴く会

会費:一般3500円 会員2500円 学生2000円

第217回
2015年1月9日(金)18時45分開演

菅野真貴子(ソプラノ)
富岡明子(メッゾソプラノ)
曽我雄一(テノール)
若林 勉(バス)
金井紀子(ピアノ)

水谷彰良(解説)


《アルジェのイタリア女(L’italiana in Algeri)》より
・美しい人に恋い焦がれ(Languir per una bella)
・もしも女房を娶るなら(Se inclinassi a prender moglie)

《セビーリャの理髪師(Il barbiere di Siviglia)》より
・今の歌声は(Una voce poco fa)
《ラ・チェネレントラ(La Cenerentola)》より
・なんという静けさ(Tutto e' deserto)

《湖の女(La donna del lago)》
・なんという喜び(Tanti affetti)

《マオメット2世(Maometto secondo)》より
・心配しないでください(Non temer)
《セミラーミデ(Semiramide)》より
・神々を思わせる美しい姿(Bella imago degli Dei)
・麗しい光が(Bel raggio lusinghir)
・まだ命が惜しいなら(Se la vita ancor te cara)
・よろしい、手を下しなさい(Ebben a te ferisci)

《ランスへの旅(Il viaggio a Reims)》より
・ああ、なぜ彼女と知り合ってしまったのだ(Ah perche la conobbi)



 



菅野真貴子(ソプラノ)
桐朋学園大学、および同大研究科修了。ウィーン国立音楽大学に学びスロヴァキア国立ブラティスラヴァ高等音楽院でディプロム取得。チェコ国立プラハ芸術アカデミー、シュトゥットゥガルト音楽大学、ミラノで学ぶ。畑中良輔氏、小山由美氏、林康子氏、木村俊光氏、S・ゲスティ氏ほかに師事。ドイツに於いてクリスティーナ・ラキ氏に主に宗教曲とドイツ歌曲、イタリアにおいてルチアーナ・セッラ氏のもとで数年間にわたり超絶技巧とベルカントオペラの解釈を学びアジリタを絶賛される。S・シュミット氏、L・ゴルラ氏のもとでオペラ演奏解釈を学ぶ。エミー・デスティン国際声楽コンクール入賞。ウィーン春の音楽週間、南ボヘミア音楽祭などに招聘されリサイタル等で演奏、チェコ国立放送でも演奏が放送された。J.S.バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディなどのバロックからモーツァルト、ベルカントオペラ、ラヴェル、R・シュトラウスまでをレパートリーとして持つ。最近の日本に於いては東京室内歌劇場のカヴァッリ「ラ・カリスト」日本初演公演で運命の神、ジュノーネを好演した。

富岡明子(メッゾソプラノ)
兵庫県出身。東京芸術大学卒業、同大学院修了。在学中に安宅賞を、卒業時にアカンサス賞、同声会賞を受賞。 ローム音楽財団奨学生としてイタリア・パルマ音楽院に学び、審査員満場一致の首席にて学位を取得。 第80回日本音楽コンクール2位をはじめ、ぺリッツォーニ国際声楽コンクール2位及び聴衆賞、フラビアーノ・ラボー国際声楽コンクール2位など国内外でのコンクールで受賞を重ねている。 オペラでは『フィガロの結婚』ケルビーノ役を皮切りに、イタリア・パルマ歌劇場『試金石(抜粋)』や、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭『ランスへの旅』、また小澤征爾音楽塾やサイトウキネンフェスティバルでの『セビリャの理髪師』等、国内外で活動の場を広げている。 宗教曲のソリストとしても活躍しており、J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」、モーツァルト「レクイエム」、マーラー「嘆きの歌」、ヘンデル「メサイア」等をはじめ、多くの指揮者、オーケストラと共演を重ねている。特に、広上淳一指揮、東京フィル及び京響定期でのバーンスタイン作曲「エレミア」や、イタリアの巨匠アルベルト・ゼッダと共演した東京フィル定期でのベリオ作曲「フォークソングズ」ではNHK-FMでの放送と併せて各紙より絶賛を得た。 篠﨑寿、高橋修一、L・ビッツィの各氏に師事。 二期会会員。

曽我雄一(テノール)
武蔵野音楽大学卒業。第36回、37回イタリア声楽コンコルソ入選。第47回日伊声楽コンコルソ第2位受賞。2003年リリカイタリアーナオペラ研究所公演《椿姫》ガストンでオペラデビュー。2007年イタリア、ペーザロで開催されたロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルにてロッシーニアカデミー修了。同フェスティヴァルの若手歌手公演に出演。2013年文化庁新進芸術家海外研修員としてイタリアに留学。平良栄一、井ノ上了吏、ウィリアム・マッテウッツィ氏の各氏に師事。藤原歌劇団準団員。

若林 勉 (バス)
国立音楽大学声楽学科卒業。東京芸術大学大学院修了。第67回日本音楽コンクール(毎日新聞社/NHK主催)声楽部門第1位及び木下賞。五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。 二期会や藤原歌劇団、新国立劇場、日生劇場をはじめ多数のオペラや、数回に及ぶリサイタルの他、第九その他のソリスト、NHK-FMリサイタルなどにも出演している。これまで出演した主なオペラの演目は「ナブッコ」「リゴレット」「ボエーム」「仮面舞踏会」「トゥーランドット」「ランメルモールのルチア」「どろぼうかささぎ」「魔笛」「パジファル」「神々の黄昏」「ナクソス島のアリアドネ」「オルフェーオ」「グラン・マカーブル」などで、バロックから現代まで幅広い分野に及ぶ。 藤原歌劇団団員。国立音楽大学非常勤講師。

金井紀子(かない のりこ ピアノ)
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、同大学専攻科修了。声楽のアンサンブルピアニストとしての実績は長期に及び、オペラの分野ではコレペティートルとして二期会、藤原歌劇団、東京室内歌劇場、東京オペラプロデュース、日本オペレッタ協会、新国立劇場小劇場などで活躍。1985、87、92年にはロッシーニのピアノ作品を紹介するリサイタルで話題を集めた。1988~89年文化庁芸術家在外研修員としてミラーノのスカラ座に留学し、イタリアのテレビ番組《リリカ・イン・サロット》のレギュラーピアニストを務め、T.ファッブリチーニ、M.レアーレなどのリサイタル伴奏も務める。日本ロッシーニ協会事務局長。昭和音楽大学名誉教授。

水谷彰良(みずたに あきら 解説)
1957年 東京生まれ。オペラ研究家。日本ロッシーニ協会会長。フェリス女学院大学オープンカレッジ、朝日カルチャーセンター(新宿) 講師。著書:『プリマ・ドンナの歴史』(全2巻、東京書籍)、『ロッシーニと料理』(透土社)、『消えたオペラ譜』『サリエーリ モーツァルトに消された宮廷楽長』『イタリア・オペラ史』(共に音楽之友社)。共著:『魅惑のオペラ』(小学館。全30巻)ほか多数。『サリエーリ』で第27回マルコ・ポーロ賞を受賞。多数の論文・論考を日本ロッシーニ協会ホームページに掲載。http://societarossiniana.jp