第225回
2015年10月14日(水)18時45分開演

松岡直子(ピアノ)



F・クープラン
《クラヴサン曲集》より
・ゆりの花ひらく
・フランスのフォリア、またはドミノ
ベートーヴェン
・ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
スクリャービン
・ピアノ・ソナタ第2番《幻想ソナタ》嬰ト短調 Op.19
ラフマニノフ
・コレッリの主題による変奏曲 Op.42



 ずっと弾きたかった曲、クープランのフランスのフォリアを皮切りに、プログラムを組みました。以前は変奏曲にはそれほど魅力を感じてはいなかったのですが、ラモーやクープラン等、フランスバロックの小さな変奏曲をきっかけにとても好きになりました。バロック音楽には響き、リズムともに、かえってモダンを感じることがあります。ラフマニノフの変奏曲のテーマは、有名なコレッリのフォリアです。ラフマニノフもたくさんのバロック音楽に触れたに違いありません。そして選ばれたコレッリの主題は不滅の名旋律だと思います。スクリャービンの幻想ソナタ、またベートヴェンの31番のソナタも幻想的で、今回のプログラムはどの曲も印象的な美しい旋律を持ちます。お楽しみいただけましたら幸いです。



松岡直子(ピアノ)

国立音楽大学卒業、同大学大学院科修了。
岡田九郎賞、NTT Docomo賞、国立音楽大学大学院研究奨学金を受賞。卒業演奏会、大学院新人演奏会、宮内庁桃華楽堂における御前演奏会、読売新人演奏会、日本ピアノ調律師協会主催ピアノ調律の日新人演奏会等に出演。
第30回及び第38回パルマ・ドーロ国際コンクール第3位(イタリア)。第23回ソレイユ新人オーディション(現コンクール)優秀賞(最高位)。ウィーン国立音楽大学より奨学金を得て、ドナウレンダー国際音楽アカデミーに参加。
これまでに東京文化会館(文化庁・日本演奏連盟主催リサイタルシリーズTOKYO)、王子ホール、津田ホール、杉並公会堂等でリサイタルを開催。またアドリアン・コックス(pf)、東京ベートーヴェンカルテット、プリマ・ヴィスタ(ポーランド)、アダルベルト・スコチッチ(vc)、ウルリーケ・ダンホーファー(vl)各氏と室内楽を共演。
2013年8月にはフィリピン国立フィリピン大学、聖スコラスティカ大学(マニラ)にてピアノ公開レッスンと、日比ASEAN交流40周年記念コンサートを行った。(KTCM音楽教育研究所、在比日本大使館、丸紅後援、JTより助成金を得た)。
桐蔭学園中学校・高等学校講師、国立音楽大学大学院嘱託演奏員(フランス歌曲科)を経て、現在国立音楽大学附属小学校ピアノ講師。