第240回
2017年2月19日(日)13時45分開演

田崎悦子の "Joy of music in Tokyo"

田崎悦子
(ディレクター)



藤川天躍
(中学3年)

ピアノ

岩井亜咲
(高校1年)



平林咲子
(大学2年)

Joy of Music とは
2002年、山梨県の清原高原ハイランドホテルにおいて田崎悦子によって立ち上げられた世界でも数少ないピアノ合宿。 自然、音楽への謙虚な姿勢、国際性、豊かな心を持つという精神を貫く。 その教えは「田崎マジック」と呼ばれる程、生徒と聴衆の心と演奏を変えるものである。



藤川天躍(ふじかわ たかてる/中学3年) 
 ブラームス:パガニーニヴァリエーション Op.31-第2巻

岩井亜咲(いわい あさき/高校1年) 
 モーツァルト:ソナタ K.333 変ロ長調 1、3楽章

平林咲子(ひらばやし さきこ/大学2年)
 リスト:超絶技巧練習曲 第10巻「アレグロ・アジタートモルト」



《田崎悦子から聴衆のみなさんへのメッセージ》
ベートーヴェンが、身のまわりの自然に感動して作曲した「田園交響曲」・・そこには"自然"があり'"感動"がありました。今、皆さんのまわりにはどれほどの自然があるでしょうか? そして皆さんの心は、見るもの聞くものに対して大きく開け放たれているでしょうか? 感動はその窓から入ってくるものです。
クラシック音楽は、作曲家達が何かに非常に心動かされたとき、その気持ちを言葉の代わりに音で表現したものです。そして後世の私達が彼等の残した楽譜を見てそれを音にする時、音符の裏にひそんでいる作曲家達の感動を読みとることが第一条件となります。機械的に音符の表面だけを弾く作業に終わってしまうと、感情の表現として書き残された音は何の役割も果たせず死んでしまいます。私達演奏者の使命は、どんなレベルであれ、その音達に生命を与え、一粒一粒の音のしずくを作曲家に代わって自分自身の感動を持って、聴いている人々の心にそっと落とすことだと思います。 よーく聴いてみて下さい、作曲家達の言いたかったことを。あなたの持っている全ての想像力を使って。
・・・すると・・・淋しく泣く音、ケラケラ笑う音、天に向かって叫ぶ音、優しく愛をささやく音・・・限りなくたくさんの音が生きて喋り出すのです・・・それは世界中でたった一人、あなたにしか出来ない音楽です。 そんな音を創ってみませんか?
そんな音が創り出される瞬間をみに、聴きに来ませんか?
南麻布の瀟洒なホールの中で、そんな音達があなたを待っています。



田崎悦子 Joy of Musicディレクター
桐朋学園音楽科卒業後ジュリアード音楽院で研鑽を積み、以降30年間アメリカに在住。1970年代、ブゾーニ、リスト、バルトーク国際コンクールに上位入賞。ヨーロッパ各地とカーネギーホールでニューヨークデビュー。これまでにショルティ指揮のシカゴ交響楽団、サヴァリッシュ指揮のスイス・ロマンド管弦楽団、スラトキン指揮のセントルイス交響楽団、小澤征爾、国際的指揮者が率いる世界の有名オーケストラと協演。リサイタルを、アメリカ全土、ヨーロッパ、日本各地で開催。アメリカ建国200年祭では、アメリカを代表する10人の若手ピアニストに選ばれた。日本ではN卿を始め主要オーケストラとの協演の他、リサイタルではこれまでの概念をうち破った企画と演奏で絶大な注目を浴び、1997年「三大作曲家の遺言」は文化庁の芸術祭参加作品となった。2014年、2015年、それぞれ大阪と東京にて「三大作曲家の遺言」シリーズを再演。その音楽的パワーと繊細さで絶賛され、NHK BSプレミアムにおいて複数回放送。CD「バッハ・パルティータ」「ショパン・ファンタジア」「三大作曲家の遺言」は、レコード芸術特選盤に選ばれる。その他、CD多数リリース。日本音楽コンクール、全日本学生コンクール、ピティナ特級、浜松国際コンクールの審査員、桐朋学園音楽大学および同大学院特任教授等歴任。

藤川天躍(ふじかわ たかてる/中学3年)
ピアノ合宿Joy of Music 2015、2016参加。

岩井亜咲(いわい あさき/高校1年)
2000年札幌生まれ。4歳よりピアノを始め、小学6年生で埼玉県に転居すると同時に藤井隆史氏、白水芳枝氏に師事。現在は、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校1年在学中。 有森博氏に師事。
第30回毎日こどもピアノコンクール北海道大会銀賞。 第13回ショパン国際ピアノコンクールin Asia アジア大会銅賞。 第10回北本ピアノコンクール中学生部門第2位。 第23回こまば会ピアノコンクール中学生部門第1位。 第25回彩の国・さいたまピアノコンクール中学生部門第1位および埼玉県知事賞。
2015年埼玉新人演奏会、および全国新聞社主催『交流の響き2015 in Kawasaki』に出演。

平林咲子(ひらばやし さきこ/大学2年)
1996年生まれ。東京都出身。 中央大学附属高等学校を経て、現在、武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻2年在学中。
平成27、28年度福井直秋記念奨学金奨学生。 第28回ピティナピアノコンペティションA1級銀賞。 第8回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA アジア大会小学3・4年生部門奨励賞。 第23回日本クラシック音楽コンクール高校生女子の部第5位及び第26回彩の国・埼玉ピアノコンクールF部門銅賞。
これまでに鈴木由美子、岡野登与子、植田克己、白水芳枝、藤井隆史の各氏に師事。